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エンディングノートを書こう①

●なぜ終活をした方がいいの?

 

“終活”という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

終活とは「人生の終わりについて考える活動」を略した造語。

2011年には「エンディングノート」をタイトルにした映画も公開されたり、

さらに2012年には「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、

社会的にも認知が広がっています。

 

しかし、「うちは遺産はないから、そんなことは必要ない」などと遺言書と混同されていたり。

亡くなる前に書くものと考え「親にエンディングノートを書けなんて、失礼な気がして言えない」と

躊躇しているひともいるようですね。

 

しかし、これは大きな誤解。終活は以前は葬儀や遺産など人生の終焉に向けた事前準備でしたが、

いまでは「人生のエンディングを考えることで“自分”を見つめ、“今”をより良く、自分らしく生きる活動」として

50代くらいから終活を始める方も増えているのです。

 

終活というと保険、預貯金、葬儀、お墓などについて、残された家族が困ったり、

トラブルにならないようにまとめて事前準備をするというイメージですが、

終活をする意味はそれだけではありません。

 

終活を通して「これまでの人生を振り返り、残された家族のことを考える」ことによって、

自分の人生のやり残したこと、家族に対して伝えておくべきことなどを確認することができる

――つまり“残された人生をより良く生きることができる”ことも終活の大きな魅力です。

 

 

●終活のメリットは?

 

 

終活のメリットとして

 

【家族に自分の意志を伝えることができる】

 

【これからの生活を充実させることができる】

 

【残された家族間のトラブルや負担を回避できる】

 

などが挙げられます。

 

 

そして、そうした「終活」の基本となるのが、

エンディングノートです。

 

 

 

ノートはどんなものでも構いません。内容や情報量も人それぞれです。

 

とはいっても「何をどう書いていいのか分からない」という方も少なくないかもしれませんね。

そういう場合は市販のエンディングノートなども販売されていますので活用するとよいでしょう。

 ●エンディングノートと遺言書との違いは?

 

遺言書とエンディングノート。どちらも「自分の人生のエンディングに向けて家族に伝えたいことを残す」ことには変わりはありませんが、似て非なるものです。

一番大きな違いは法的効力があるか無いか。

 

遺言書には主に財産の処分方法や子どもの認知などの法的効力のある内容を記します。

たとえば亡くなったあと、遺産相続などで万が一家族間でトラブルになったとしても、遺言書に書いてある内容が法的な拘束力があるのです。

ただし、記入方法などに一定の規則があり、それに従って記入・開封することが義務づけられています。また、医療・介護などの生前の希望を書くことはできません。

 

エンディングノートは法的拘束力はありませんが、プロフィールや自分史、自分の健康状態、葬儀、お墓の希望などなんでも書き込め、何回でも書き直すことができることが魅力。法的拘束力がありませんので、死後の開封も自由です。

 

【エンディングノートの選び方】

エンディングノートには様々なものがあります。最近ではその種類も増えていて、書店で購入できるしっかりした形式ものから、インターネットで無料でダウンロードできるもの、イベントなどで無料で配布されているものなど様々です。

終活イベントなどに参加すると販売もしくは無料配布されていることも多いようです。

 

ノートの金額も無料のものから千円以上のものまでまちまちですが、高くてページ数の多いものほど良いということもありません。

 

というのも、書くことが多すぎると、途中で書くことが嫌になったりやめてしまうことも多いからです。

まずは「書くこと」が大切ですので、自分の性格に合ったノートを選びましょう。

 

しかし時間をかけてじっくり自分自身と向き合いながら書いていきたいという人は、ページ数の多いものほど良いかもしません。

 

逆に無料でもらえるような薄い物の場合は、要点のみを記入することができ、とっつきやすいのですが、失くさないように注意が必要です。

 

【存在を知らせないと意味がない】

 

エンディングノートは自分自身の人生を振り返ったり、残りの人生を有意義に生きるためにも役立つものですが、

やはり一番の目的は「残された遺族の負担を軽減する」ことでしょう。

 

しかし、エンディングノートは日記のような側面もあるため、「家族に見せることに抵抗がある」という方もいます。

しかし、黙って誰にも見られない場所に隠していてはエンディングノートの本来の目的を果たすことができません。生前に家族に見せる必要はありませんが、エンディングノートを書いていること、そしてそれをどこに置いているのかなどは必ずご家族に伝えておくようにしましょう。

 

また、エンディングノートと並行して、生前整理を進めることもお勧めします。

 

「えっ?まだ元気なのに?」という方もいらっしゃるかと思いますが、生前整理は元気なうちにしか出来ないものです。

亡くなった後の遺品整理は精神的にも労力的にもご遺族にとってかなりの負担となりますので、ご自身が元気なうちに、いるものといらないものを仕分けし身辺整理を進めていくことで、ご家族の負担を大きく軽減することができます。

 

ご自身が亡くなった後のことを考えるというのはあまり気が進まないという方も多いかもしれません。しかし残されるご遺族のためにも、できることから少しづつ進めてはいかがでしょうか。

 

終活のなかで重要なテーマとなるのが「お墓」。

「ご家族に負担をかけたくない」「お墓の後継ぎがいない」などの理由で永代供養をお考えのかたは、ぜひ大分・龍音寺の永代供養納骨堂「観音堂」をご見学ください。2仏様25万円~ととても安価な価格設定ですし、

もちろん生前のお申込みも可能です。ぜひお気軽にお問合せください。

大分でお墓、納骨堂、永代供養をお探しの方はぜひご連絡ください

 

蓬莱山 龍音寺
大分県大分市荏隈庄の原2組-1
TEL 097-546-4121

 

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